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『ひのこ』
という名に
込められた意味
火は、化学物質を加えたり
エネルギーが変化するとたくさんの色を
生み出し強さも変化します。
このことから
子どもたちに周りの環境から殻を破り
人やモノ、情報など様々な資源を力にして
個人だけの力(色)に変化させてほしい。
また
人間である大切な灯火を燃やし続けてほしい。
という願いが込められています。
私たちの願いは子どもたちに
『毎日朝ご飯を食べてほしい』です。
現在石巻市では、不登校率が約14人に1人にのぼり、学力は全国比では大幅に、県内比も教科比はありますがマイナスになっています。
(令和5年度全国学力学習調査結果より)
不登校継続の要因には
「生活習慣の乱れ」「無気力」が挙げられます。
また、学力と相関する生活習慣について朝食を食べている割合や家庭学習の時間と読書の時間についても石巻市は全国平均を下回ったという結果がでています。
この現状を「朝ご飯」で解決できないか。
朝ご飯を食べる習慣をつけてもらう。
学校に行ったら空腹を気にせず勉強に集中できる。
学校に行かなくても、おいしい朝ご飯を食べるために
早起きできる。
そこから生活習慣が正され、気力が溢れるようになり、学力もあがるかもしれない。
勉強だけではなく、
好きなことを見つけることができるかもしれない。
善意を次の人に繋げていくことができるかもしれない。
理想論ですが、そうなってくれる子どもが
一人でもいてくれたらと思います。
わたしたちの願い
ひのこ子ども食堂の活動基盤は
子どもの4つの権利です。
・生きる権利
・育つ権利
・守られる権利
・参加する権利
(子どもの権利条約・こども基本法)
わたしたちは子どもを保護の対象だけではなく、ひとりの人間として認め、権利の主体として捉えます。これは、子どもが独立した人格と尊厳を持ち、自己決定しながら成長していくことができる存在である。ことを意味しています。
私たちは、バイステックの7原則の
コミュニケーションを大切にしています。
①個別化の原則
(ひとりの個人として扱い、その抱える悩みや問題を個別化して考えます。)
②意図的な感情表出の原則
(利用者が自分の感情をありのまま表現できるよう援助します。)
③統制された情緒的関与の原則
(スタッフは自己知覚の研磨を怠りません。)
④非審判的態度の原則
(ありのままに伝えてもらった内容を批判しません。)
⑤受容の原則
(ありのままを受け止めます。)
⑥秘密保持の原則
(同意のもとにお繋げする外部機関以外に情報を漏らしません。)
⑦自己決定の原則
(悩みや課題への対処に関する選択は利用者自身の決定によるものでなければいけません。)
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